Vol.46/ 令和五年三月
三月に入り例年より4日ほど早く「春一番」が吹きました。
強いながらも北風ではなく南風の暖かさに春の到来を実感しましたね。
三月三日は桃の節供でひなまつり。
「上巳の節供」とも言って江戸時代には五節供の内のひとつでした。
ひなまつりの行事食として欠かせないはまぐりのお吸い物や、お雑煮にも添えられる「三つ葉」が日本原産であることをご存知でしょうか。
三つ葉は江戸時代から生産されている野菜ですが主に、土で育つ「根三つ葉」と水で育つ「糸三つ葉・切三つ葉」に大きく分けられます。
水耕栽培で育てられてきた「糸三つ葉・切三つ葉」が通年出回っているのに対して、土で育つ「根三つ葉」は今がまさに旬の時を迎えます。
根付きの「根三つ葉」は特にセリ科ならではの香りが高く、野性味があふれるシャキシャキとした歯ざわりが特徴的です。
同じくこの時期旬の春ごぼうと共に食卓へ春の香りを届けてくれることでしょう。
カロテン、カリウム、カルシウム、鉄分が豊富な「三つ葉」。
いつもは脇役に添えられていますが、春の主役として注目してみるのはいかがでしょうか。
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