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【丗 SOU-Letter】所作の美・余白の美
Vol.90 / 令和八年十一月 茶の蕾 名残の風炉焚く越前路|其一 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 総合芸術と称される茶の湯の世界にも、 「全国大会」と呼ばれる場があることをご存じでしょうか。 大会といっても、技を競い合うものではなく、 全国の茶人がひとつの地に集う「大いなる会合」のこと。 ご縁に恵まれ、その場へ身を置くことが叶いましたので、 越前の地で肌に触れた空気の記憶を、数回に分けてお届けいたします。 今年の舞台は、福井県。 十月末の二日間、秋の深まるこの地に 全国から750名の茶人が集いました。 初めにお話しするのは、 大本山永平寺にて執り行われた献茶式のこと。 道元禅師の750回忌を供養する、厳かな祈りの場です。 「どうぞ、静寂をお楽しみください」 案内役の僧侶の、 静かなひと言から式は始まりました。 表千家十五代家元・猶有斎千宗左宗匠が静かに茶を点てられる中、 一列に並んだ僧侶の先導とともに、 音階の異なる印金(いんきん)が 「リーン…トォウォーン…」と堂内に響き渡ります。 冷たく澄んだ空気の中を、禅師が静かに入堂されまし
21 時間前


【丗 SOU-Letter】 日本茶の日・2026年
Vol.89 / 令和八年十月 「百薬の長と笑ひて温し茶」 みなさま、10月1日は「日本茶の日」です。 1587年、豊臣秀吉が京都・北野天満宮で開いた「北野大茶湯」に由来しています。 ただお茶を飲むだけではなく、お茶の歴史を知ることで いつもの一杯がさらに愛おしく、美味しく感じるでしょう。 今月は、お茶の歴史をコンパクトにお届けします! -The history of Tea- 始まりは「薬」:中国から伝わり、上流階級の薬として親しまれた時代 「茶の湯」へ:抹茶文化が発展し、伝統芸術として完成 「日常」へ:製茶技術の進歩により、急須で飲む緑茶が暮らしの定番に 「現代」の広がり:ペットボトルによる身近化や、世界的な抹茶人気、新しい茶飲料の登場 時代の技術革新とともに、私たちの「ティーライフ」だけでなく、 お茶を通した「コミュニケーション方法」も形を変えてきました。 これから先、どんな新しい「ティータイム」に出会えるのか、期待が膨らみますね。 さて、丗SOUは7月より毎週TikTokでライブ配信をしています♪ LIVEでは今年からお茶の勉強をはじめ
10月1日


【丗 SOU-Letter】 旅箪笥
Vol.71 / 令和七年四月 東京桜満開。 身も心もトキメク 新年度がはじまりました。 この季節、茶の湯の世界では 屋外でお茶を楽しむための お茶道具がいくつかあります。 今日は代表的な「旅箪笥」という茶道具のお話。 その名の通り旅箪笥は、...
2025年4月1日


【丗 SOU-Letter】火種
Vol.54/ 令和五年十一月
向寒の候、いかがお過ごしでしょうか?
今月は文化の日に寄り添う茶の湯についてのお話。
2023年11月1日
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